歯周病は「生活習慣病」の1つです。歯を支える歯茎やあごの骨などがなくなっていき、それに伴って歯がグラグラになって自然に抜けていってしまいます。
 
歯周病の進行は静止期と暴発期を繰り返すのが特徴で、静止期のときはほとんど症状がありません。暴発期になると突然腫れたり痛みが出て進行しますが、しばらく我慢していると静止期に戻り症状が治まってきます。
このため、「治った」と思ってしまい治療が遅れてしまうことが多いのです。
プラークコントロールを中心とする生活習慣の改善を図らない限り歯周病が自然治癒することはありません。
 
現在の歯周治療は歯周病の進行を止めることまでで、なくなってしまった歯茎やあごの骨を再生させることはできません。
ですから歯茎や顎の骨が残っているうちに(早期治療)、または、歯周病になってしまう前に(歯周病予防)、適切な治療と定期検診(メインテナンス)を受けることが大切です。

*近年、GTR法やエムドゲインという薬を用いた顎の骨の再生療法が開発され、歯科医学的にはそれなりの効果をあげていますが、適用できるケースは限られており、空いてしまった歯と歯の間の隙間を埋めたり、グラついて噛めなくなってしまった歯を蘇らせるようなものには程遠いのが現状です。
     
  生活習慣病って?
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生活習慣病は従来、成人病と呼ばれていましたが、毎日の不適切な生活習慣の積み重ねが関与することが多いので1996年に旧厚生省により「生活習慣病」という名称に変更されました。
●生活習慣病の種類
 食習慣によるもの
@インシュリン非依存性糖尿病(成人性糖尿病)
A肥満症B高脂血症(家族性を除く)C高尿酸血症
D循環器疾患(先天性を除く)E高血圧症
F大腸がん(家族性を除く) G
歯周病
 運動習慣によるもの
@インシュリン非依存性糖尿病(成人性糖尿病)
A肥満症B高脂血症(家族性を除く)C高血圧症
 喫煙によるもの
@肺扁平上皮ガンA循環器疾患(先天性を除く)
B慢性気管支炎C肺気腫 D
歯周病
 飲酒によるもの
@アルコール性肝障害